経済指標カレンダーダイジェスト: 2026年7月3日
本日は米国から6月雇用統計(NFP) とISM製造業景況指数という2つの最重要指標が発表されます。月初の米国指標は市場に大きなボラティリティをもたらすため、ポジション管理とスプレッド拡大に注意が必要です。
本日の高影響イベント (★★★)
| 時間 (UTC) | 国 | イベント名 | 予想 | 前回 | 影響を受ける通貨ペア |
|---|---|---|---|---|---|
| 12:30 | 🇺🇸 米国 | 6月雇用統計(NFP) | +190K | +272K | USD/JPY, EUR/USD, GBP/USD |
| 14:00 | 🇺🇸 米国 | 6月ISM製造業景況指数 | 49.5 | 48.7 | USD/JPY, EUR/USD, USD/CAD |
| 14:00 | 🇺🇸 米国 | 6月ISM製造業雇用指数 | 49.0 | 49.3 | USD/JPY, EUR/USD |
イベント別解説
1. 米国6月雇用統計(NFP)
- 概要: 米国労働省が毎月第一金曜日に発表する、非農業部門の雇用者数変化。最も注目される経済指標の一つ。
- 重要性: 過去のデータでは、NFP発表直後のUSD/JPYは平均で約80~120pipsの変動を示すことが多い。予想との乖離が大きいほど、ボラティリティは拡大する傾向にある。
- 注目通貨ペア: USD/JPY(最も反応が大きい)、EUR/USD、GBP/USD
- 出典: 米国労働統計局 (BLS)
2. 米国6月ISM製造業景況指数
- 概要: 全米供給管理協会(ISM)が発表する製造業の景況感を示す指数。50が好不況の分岐点。
- 重要性: 過去のパターンでは、ISMが予想を2ポイント以上下回るとUSDが売られやすく、特にUSD/CADやUSD/JPYで反応が見られる。本日はNFPとの同時発表となるため、相乗効果で変動が大きくなる可能性がある。
- 注目通貨ペア: USD/JPY, EUR/USD, USD/CAD
- 出典: 全米供給管理協会 (ISM)
3. 米国6月ISM製造業雇用指数
- 概要: ISM製造業指数の内訳項目の一つで、雇用状況を示す。NFPと合わせて労働市場の総合的な判断に使われる。
- 重要性: NFPと方向性が一致する場合、市場の反応が増幅される傾向がある。逆に乖離がある場合は、指標間の矛盾がトレーダーの混乱を招き、スプレッドが一時的に拡大することがある。
- 注目通貨ペア: USD/JPY, EUR/USD
- 出典: 全米供給管理協会 (ISM)
中程度の影響イベント (★★)
| 時間 (UTC) | 国 | イベント名 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|
| 06:00 | 🇩🇪 ドイツ | 5月小売売上高(前月比) | +0.5% | -1.2% |
| 08:30 | 🇬🇧 英国 | 6月製造業PMI(確報値) | 51.2 | 51.2 |
| 13:45 | 🇺🇸 米国 | 6月製造業PMI(確報値) | 51.7 | 51.7 |
本日のトレーダーチェックリスト
✅ 高影響イベント前後はスプレッドが急拡大する可能性があるため、指値・逆指値注文の設定を再確認する ✅ NFP発表直後は相場が往って来いの動きをすることが多いため、最初の5分間はエントリーを控える ✅ ポジションサイズを通常の半分以下に抑え、リスク管理を徹底する
コンプライアンスフッター
⚠️ 本ページは予定されている経済イベントを教育的目的で要約したものです。相場の方向性を予測したり、取引を推奨するものではありません。表示された予想値は第三者機関による市場コンセンサスであり、実際の値と異なる場合があります。すべてのデータは各国中央銀行・統計局の公式発表をご確認ください。外国為替取引はリスクを伴い、投資元本を超える損失が発生する可能性があります。本情報は投資助言ではありません。
最終更新: 2026年7月3日 | 出典: ForexFactory, FXStreet, 各国中央銀行公式ページ