キャリー(Carry)
FX取引におけるキャリーとは、ポジションを翌日に持ち越す際に発生する金利差から生まれる純収益(正のキャリー)または純コスト(負のキャリー)を指します。通貨ペアを構成する2通貨の政策金利差によって決まります。
クイック定義
キャリーとは、ポジションを保有することで毎日発生する金利の受け取りまたは支払いです。高金利通貨を買い・低金利通貨を売るポジション(例:AUD/JPYロング)では正のキャリー(スワップポイント受取)が発生し、逆に低金利通貨を買うと負のキャリー(スワップポイント支払)となります。キャリートレード戦略の核心的な仕組みです。
詳細解説
FXでは毎営業日のニューヨーク時間17時(翌日持ち越し基準)を過ぎてポジションを保有した場合、ブローカーはオーバーナイト・スワップレートを適用します。このレートは、通貨ペアの2通貨を管理する中央銀行の政策金利差を反映し、ブローカーのコストや流動性マージンが加減されます。
正のキャリー:高金利通貨を買い(ロング)・低金利通貨を売り(ショート)のポジション。毎日スワップポイントを受け取ります。
負のキャリー:低金利通貨を買い・高金利通貨を売りのポジション。毎日スワップポイントを支払います。保有期間が長くなるほどコストが積み重なるため、為替変動で十分なリターンが得られない場合は損失につながります。
キャリーは為替差損益とは独立した要素です。キャリーが正でも、為替レートが不利な方向に動けばトータルで損失になる可能性があります。この点がキャリー戦略の本質的なリスクです。
トレーダーにとっての重要性
スワップポイント(キャリー)はオーバーナイトで保有するすべてのポジションに影響します。明示的なキャリートレード戦略でなくても、スイングトレードやポジショントレードでは累積スワップコストまたは収益が最終損益に影響します。また、金利差が拡大する局面では機関投資家の資金が高金利通貨に流入し、AUD/JPYやNZD/JPYなどのペアに持続的なトレンドをもたらすことがあります。
XMの比較
XMは取引プラットフォームで全通貨ペアのスワップレートを公開しています。スワップレートは中央銀行の金融政策決定により変化するため、最新情報はXM公式サイトでご確認ください。
免責事項
⚠ このページは教育目的の情報提供です。FX・CFD取引にはリスクが伴います。投資助言ではありません。
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